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띄어쓰기
分かち書き、ティオスギ
分かち書きとは
韓国語における「分かち書き」(띄어쓰기)とは、띄다(分ける、間隔をあける)+쓰다(書く)の合成語で、文章を書く際に、単語(단어)と単語の間に分けて書くこと、つまり単語と単語の間にスペースを空けることを指す。「分かち書き」(띄어쓰기)は、韓国語で一番難しい文法の一つである。韓国語では現在漢字語を使わないため、読点(とうてん)もあまり使わないことでくっつけて書くと、すべてカタカナで書いているのと同じなので非常に読みにくいし、意味がおかしく変わってしまう場合も生じる。読みやすくすることと誤解されないためにも分かち書きはとても大切である。
分かち書きのルール
韓国における現在のハングルの正書法であるハングル正書法(한글 맞춤법)の第1章・総則の第2項に「文の各単語は分かち書きすることを原則とする。」とある。従って、韓国語は原則的に単語単位で分かち書きをすることになる。日本語でいう文節単位(意味のまとまりで区切った最小の単位)とほぼ一致する。以下は分かち書きの主なルールである。


◆助詞(조사、体言語尾)
助詞は名詞(명사)や語尾(어미)などに付く。
・助詞は意味的独立性がないため、その前の単語に付けて書く。
・助詞が省略された場合は分かち書きする。
・助詞の後には分かち書きする。
・複数の助詞が一緒に使われる場合も付けて書く。
 나는 학생입니다.(僕は学生です。)
 나는 소녀시대를 아주 좋아해요.(私は少女時代がとても好きです。)
 나에게 자유와 빵을 주세요.(僕に自由とパンを下さい。)、
 나에게서 받은 편지를 보여주세요. (僕からもらった手紙を見せて下さい。)


◆活用語尾と補助用言
①活用語尾(활용 어미)は、前の語幹어간(活用されても変わらない部分)に付けて書く。
 例:먹다(食べる)、 먹었습니다(食べました)。 먹습니다(食べます)。

②補助用言(보조 용언)は分けて書くことを原則とするが、付けて書くことも許容される。
※補助用言とは、前の動詞や形容詞に後続して付属的な意味を添える用言で、それ自体の本来の意味は保っていなくて前の動詞や形容詞との組合せで意味を持つものである。
 도와 드리다/도와드리다(助けてあげる)、 빠져 들다/빠져들다(落ち込む)
 물어 보다/물어보다(聞いてみる)、생각해 보다/생각해보다(考えてみる)
 먹어 치우다/ 먹어치우다(食べ尽す)、토해 내다/토해내다(吐き出す)
 둘러 싸다/둘러싸다 (囲い込む)、감싸 주다/감싸 주다(取りつくろう)
 일어 서다/일어서다(立ち上がる)
※但し、補助用言の前に助詞が入る時には分かち書きされる。


◆形式・単位・接尾の依存名詞(의존명사

①形式依存名詞は分けて書く。
 할 수 있다(できる)、아는 것이 힘이다(知識は力なり)

②単位依存名詞は分けて書く。
 한 개(一つ)、차 두 대(車二台)、꽃 한 송이(花一輪)、옷 한 벌(服一着)
 소 한마리(牛一匹)

③接尾依存名詞は付けて書く
(~님、~쯤 、~경、~끼리 、~여 、~리、~들)
 선생님(先生)、사람들(人々)、4개월쯤(四か月くらい)、십여 년 전(10余年前)
 바보끼리(馬鹿どうし)、성공리(成功裏)

④以下の場合は付けて書くことも許容される。
(1)数詞+助数詞で順序を表す場合は付けて書くことも可能
 세 시/세시(三時)、삼십 분/삼십분(三十分)、이 초/이초(二秒)

(2)アラビア数字と助数詞の結合の場合は付けて書くことも可能
 8 미터/8미터(8メートル)、5 학년/5학년(5年生)、10원(10ウォン)


◆依存名詞の中で助詞・語尾の役割もする単語に注意が必要。
依存名詞の役割をする場合は「分けて書く」が、助詞・語尾の役割をする場合は「付けて書く」。

・지、~지
 집을 떠나 온 지도 벌써 5년이 지났습니다
 고래는 포유류이지 물고기가 아닙니다

・대로、~대로
 될 수 있는 대로 빨리 오세요
 법대로 해주세요

・만、~만
 오랜 만이다
 하루 종일 공무만 했다

・뿐、~뿐
 그저 웃고만 있을 뿐이다
 너랑 나랑 둘뿐이다

・만큼、~만큼
 노력한 만큼 돈을 벌 수 있다
 너만큼 공부를 잘하고 쉽다

・동안、~동안
 이틀 동안 공부만 했어요
 오랫동안 여자친구를 보지 못했습니다

・바、~바
 그곳에 가 본 바가 있다
 그것에 가 본바 사실과 달랐다

・데、~데
 숙제를 다 하는 데는 두시간 필요합니다
 날씨가 추운데 오셔서 감사합니다

・밖、~밖
 우리 팀은 기대 밖의 선전을 했다
 그녀는 돈밖에 모른다

・간、~간
 내가 무엇을 하든 간에 상관하지마세요
 고부간의 갈등은 어느 가정에나 존재한다

・걸、~걸
 아직 쓸만한 걸 버리면 안돼요
 너를 사랑한다고 말할걸

・수、~수
 더이상 너를 만날 수 없다
 너를 만날수록 사랑에 빠진다


◆数値・数詞は万単位(四桁毎)で区切ってスペースをあける。
 15억 7462만 4324(15億7462万4324)


◆姓名と肩書など
姓と名、姓と号(雅号)は付けて書くが、呼称語・役職名・官職名・肩書きは分けて書く。
홍길동、홍길동 선생님、홍길동 씨、홍길동 교수、홍길동 사장、충무공 이순신 장군、김 여사

※ただし、姓が2文字などで姓と名の境界が不明瞭になるものは分かち書きする。
 선우 옹녀,남궁 억


◆姓名以外の固有名詞は単語別に分かち書きを原則にするが、単位別に分けて書くことも可能。
 한국 중학교、한국중학교(韓国中学校)
 연세 대학교 경제 학부、연세대학교 경제학부


◆専門用語は単語別に分けて書くことを原則であるが、付けて書くことも可能。
 스트레스성 만성 위염、스트레스성만성위염
 중거리 탄도 미사일、중거리탄도미사일


◆複合語の分かち書き
複合語(복합어)は派生語(파생어)と合成語(합성어)をいう。接頭辞と接尾辞で構成される派生語(파생어)は付けて書くが、名詞+名詞の合成語(합성어)の場合は以下の状況による。合成語は分かち書きのルールで一番ややこしい部分である。ハングルの正書法であるハングル正書法(한글 맞춤법)にも合成語に関するルールに関しては非常に寛大である。
広く・多く使われてひとつの単語として固まった合成語は付けて書くことが原則であるが(例:우리나라、성차별)、その基準が非常にあいまいであるため、辞書で確認する必要がある。しかし辞書はすべての単語を載せることができないため、辞書で確認できない単語は分かち書きを基本にした方がいい。※辞書に載ってない合成語で、よく使われる単語を付けて書く傾向が強い。これを間違いだと言われることはあまりない。
分かち書きによって意味が変わる例
・큰 집(大きい家)、큰집(伯父の家)
・못 하다(できない、不可能)、못하다(よく出来ない、下手だ)
・개새끼(この野郎)、개 새끼(子犬)
・자꾸 만지다(よく触る)、자꾸만 지다(ずっと負ける)
・교수형(絞首刑)、교수 형(教授の兄)
・서울시장 애인 복지관(ソウル市長 愛人 福祉館)、
 서울지 장애인 복지관(ソウル 障害者 福祉館)
・아버지가 방에 들어가신다. (お父さんが、部屋に入られる)
 아버지 가방에 들어가신다. (お父さん、かばんへ入られる)
読み方 띠어쓰기 / 띠여쓰기、ttŭi-ŏ-ssŭ-gi、ッティオッスギ
例文
한국어를 공부할 때 어려운 것 중에 하나가 바로 띄어쓰기입니다.
韓国語を勉強する際に、難しいことの1つがこの分かち書きです。
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