漢字語とは 「漢字語」は韓国語で「한자어」という。漢字(한자)で構成されている語彙をいう。韓国語には漢字で構成されている語彙、漢字語が存在する。もともと韓国語の語彙は固有語、漢字語、外来語の三つがあるが、その中でも漢字語は最も多い。日常的には固有語が使われ、漢字語は改まった場面で用いられる。また、漢字語は基本的に名詞である。漢字語を動詞や形容詞などの用言にする場合には、”하다(する)”を付ける必要がある。 例)「運動する」=운동(運動)하다 「勉強する」=공부(勉強)하다 「偉大だ」=위대(偉大)하다 「独特だ」=독특(独特)하다 |
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漢字語の発音は日本語の発音と非常に近い 漢字語は、日本語と発音がよく似ているものやほとんど同じようなものが多くある。そのため、漢字語を覚えておくと、単語が覚えやすくなり韓国語の学習に非常に役に立つ。例)約束=약속(ヤクソク) 三角=삼각(サムカク) 義務=의무(ウィム) 感覚=감각(カムカク) 教育=교육(キョユク) |
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芋づる式で語彙学習が出来るようになる また、漢字語が頭に入っていると、知らない単語でも意味が想像つきやすくなったり、それぞれの漢字語を組み合わせたり入れ替えたりして別の単語を作ることが出来るようになる。例えば、「日本」=”일본(イルボン)”と「韓国」=”한국(ハングク)”のそれぞれ「本(본)」と「国(국)」を組み合わせて、本国=본국(ホングク)と新しい語彙を作り出せる。 また、「社会」=”사회(サフェ)”という漢字語を前後入れ替えると「会社」=”회사(フェサ)”と違う語彙を作ることが出来、そのまま「会」の字を用いて「会議」=”회의(フェウィ)”という語彙が作り出せるようにどんどんと芋づる式で語彙がつながっていくので、語彙を覚えるのに非常に役立つ。 |