「南漢山城」は韓国語で「남한산성」という。南漢山城(남한산성)は、京畿道広州市、河南市、城南市にまたがる南漢山(남한산)の山城。朝鮮戦争後の1950年代に公園化され、その後道立公園に指定されていた。築城時期は韓国の三国時代、もしくは新羅時代という説もある。朝鮮時代、光海君の代のときに工事が始められ、仁祖の代で現在の姿に改修された。1636年の丙子胡乱(병자호란)による清の侵攻で、仁祖は南漢山城に逃げて篭城したが降伏し、朝鮮は清の属国となった。2014年4月29日ユネスコ世界遺産として、登録勧告の決定が下された。韓国では11番目の世界遺産である。
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