生まれて100日目
ペギル(백일잔치、百日+お祝い)は、子どもが生まれて100日目に行う宴のこと。かつて乳児の死亡率が高かった時代、子どもが100日生きられたことのお祝いとして行われたもの。日本の「お食い初め」にも相当する。このとき準備するお膳のことを「ペギルサン(백일상)」という。うるち米で作ったペクソルギ(백설기)という餅を準備する。
そのときにお膳を余分に用意するのは、「三神おばあさん」という意味のサムシンハルモニ(삼신할머니)にお供え物をするという意味が込められている。サムシンハルモニとは、お母さんのおなかのなかにいる胎児の段階から、見守ってくれていたという架空の人物。子どもが生まれるときに、おしりを叩くため「蒙古斑」のあざができると言い伝えられている。 |