姦通罪（간통죄）とは、結婚しているのにも関わらず、別のパートナーと性的関係を結ぶことに対する刑法上の罪。姦通罪は2年以下の懲役（징역）と定められている。日本では女性にのみ適用されていたが、第2次大戦後の1947年に廃止された。韓国では男女ともに適用されるという点が異なる。

親告罪（친고죄）のため、一方が訴えたときに成立する。韓国ドラマでも浮気が発覚して、留置所に入れられたりするシーンが出てくるのはこのためである。姦通罪が廃止されるかどうかは議論されており賛否両論だが、賛成派も多数存在する。

2015年2月26日、韓国の憲法裁判所（헌법재판소）で違憲だと判断されたことから62年ぶりに姦通罪が廃止となった。