ビタミンCが多く、脂肪を減らす効果もある韓方茶 「橘皮茶」は韓国語で「귤피차」という。味と香りが良いだけでなく、健康も保てるという韓方茶。日本でも少しずつ関心が高まっている。しかし作り方がわからないというだけでなく、材料を手に入れるのが難しくあまり身近でないのが現実。だが、ここでは日本でも実際に作れるみかんの皮のお茶、「橘皮(キュルピ)茶」をみなさんにご紹介しよう。橘皮(キュルピ)茶はみかんの皮を乾かし、細かくしたあと急須にいれ、緑茶のようにお湯を沸かしていれるお茶。みかんの皮にはビタミンCが多く、新陳代謝を高め、風邪の予防に効果がある。またカロリーも低く脂肪を減らす効果があり、韓国では昔から肥満治療にも使われていたほどである。 |
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橘皮茶のレシピ 【橘皮のレシピ】1.みかんの皮をむく前に、表面をきれいに磨きます。 *有機農のみかんの場合、水だけでもOK。そうでない場合は食酢を2、3滴たらした水に漬けて重曹で洗ったり果物洗剤を利用したりすると農薬成分をキレイに除去することができます。 2.きれいな布切れでみかんの水気を取り除き、皮をむきます。 3.皮のなかの白い内皮を果物ナイフで剥ぎます。 4.水はけのよいザル(または盆)にみかんの皮が重ならないように並べます。 *この際、みかんの皮は乾きやすいよう適度な大きさに切って乾かすのがよいでしょう。 5.風通しがよい日陰で4~5日ほど、水分がなくなるまで完全に乾かします。 *4~5日間乾かしても水分が残っている場合、さらに乾かします。 6.乾燥したみかんの皮は、お湯に染み出しやすいように小さくし、密閉容器に保管します。 |
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キュルピ茶の効能 橘皮(キュルピ)茶を飲むとき、緑茶のように急須を利用するとよい。みかんの皮を適量、そこにお湯を入れ2~3分後に最初の一杯を飲む。このときお好みにより蜂蜜をいれ、甘くしてもよい。
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