「パッチワーク」は韓国語で「보자기」という。ポジャギ(보자기)とはものを包むときに使われる日本の風呂敷にも似た閨房工芸で、漢字では「褓」と表す。風呂敷とは異なり、ポジャギには布に取っ手がついているものもある。特に様々な布をつなぎ合わせて作られたものをチョガッポ(조각보)といい、元来は韓国の伝統衣装、韓服(한복)の切れ端がつなぎ合わされており、これにより色鮮やかな出来栄えになる。また庶民により使われていたポジャギのことを「民褓(민보)」という。宮中では絹などの高級な素材で作られ、これを「宮褓(궁보)」という。
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