ソウル
ソウルは韓国の首都。韓国の固有語で「みやこ」を意味するため、漢字はないが中国語の繁体字では「首爾」、簡体字では「首尔」と表記される。
1394年に初代朝鮮王の李成桂(이성계)が、高麗(고려)の首都である開京(現・開城、개성)から現在のソウルに遷都、1395年に漢陽(한양)府から漢城(한성)府に改め、敵の侵攻に備えるために内四山に総延長約18キロメートルの城郭と、大小合わせて八つの門を設置し、その内側を漢城とした。日本統治時代には京城(경성)とよばれ、解放後に「ソウル」という地名になった。 ソウル特別市(서울특별시)の人口は2014年現在、約1010万人で24区がある。ソウルと仁川(인천)、京畿道(경기도)を合わせて首都圏(수도권)と称され、韓国の人口の約半数が集中している。仁川空港(인천공항)と金浦空港(김포공항)がソウルの玄関口となる空港である。 |