「~がる」は韓国語で「-어/아/여하다」という。-어/아/여하다は、主に他人の感情や考え、気持ちを表現するときに使われ、形容詞を動詞化する。そのため、対象物につく助詞は主格助詞の「-이/가」ではなく、目的格助詞の「-을/를」。また、「~がる」という意味なので、人の感情を表す形容詞以外にはつかない。主語が他人ではなく話し手自身の場合には、その感情や動作を強調する役割を果たす。
【主語が他人の場合】 例)아버지는 저보다 우리 딸을 예뻐해요.(父は私より私の娘を可愛がります。) 우리 아이는 개를 무서워해요.(うちの子は犬を怖がります。) 【主語が話し手自身の場合】 例)저는 매운 음식을 좋아해요.(私は辛い食べ物が好きです。) 나는 남자 앞에서만 부끄러워해요.(私は男の人の前に出ると恥ずかしがります。) |
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-고 싶어하다 よく使われる表現に「-고 싶어하다(~したがる)」があり、これは、-고 싶다に-어아/여하다がついたもので、動詞につけて使われる。例)새러운 장난감을 가지고 싶어해요.(新しいおもちゃを欲しがります。) 영애가 너를 보고 싶어해.(ヨンエが君に会いたがってるよ。) |