「卒業式騒ぎ」は韓国語で「졸업빵」という。直訳すると「卒業パン」。主に中学校や高校の卒業の際に、卒業生を祝福、もしくは当人たちの卒業を祝う、という名目で、小麦粉をかけたり、卵を投げつけたりする行為を、パン作りに例えた言葉。
卒業パンは、一部の学校で卒業式の後に慣習的に行われていたものであるが、これがエスカレートし、犯罪行為ともいえるまでに発展した。男女問わず服を脱がせたうえで小麦粉を体にかけたり、裸で水の中に放りこんだりする暴行が行われるようになり、その様子を撮影しインターネット上にアップロードするという悪質な犯罪行為に発展していた。悪質ないじめ(왕따)として、2010年頃に社会問題になった。 |