「名前」は韓国語で「이름」という。성(苗字)+이름(名前)。お名前の意味で、「존함」、「성함」は目上やお客様に使う。目下や普通の場合は、「이름」という。履歴書などの官公庁の書類の名前の欄には、「성명(姓名)」と印刷されている。生まれた子どもの名前は、「작명소(作名所)」といわれる場所で姓名判断の占いを経て名付けられる。韓国人の名前の多くは漢字名で付けられるが、日常生活ではほとんど漢字の名前を書く機会がなく、両親の名前はおろか自分の名前を漢字で書けない人も多数存在する。近年では新生児に固有語で名前を付けるケースも増えている。占いで運勢が悪いと判断されたり、名前が気に入らない場合は「개명(改名)」することも可能であり、日本よりも一般的に行われている。
|