「甲」は韓国語で「갑」という。갑(カプ、甲)とは他の人より有利な状態のことを表す。韓国でも「甲・乙・丙」という序列を使うが、「甲」が最も高い評価や立場である。"내가 갑이지(ネガカビジ)"という場合、「私の方が上だ(優れている)」というように使う。
韓国では契約書の「甲」と「乙」の関係に否定的な認識があり、大企業と下請けの関係、使用者と労働者の関係のように、弱い立場のものが不利な状況に置かれているという社会的な背景もある。インターネット上では「神」と「甲」の漢字を書き間違えた、という説もある。 |